寺子屋あじさい

どんぐり算数問題と日々のこと@横浜

昨日から夏休み

習慣が大切!ということで、夏休み中は朝食後に休憩挟まずどんぐり、ということに。
学校があるときは、1時間目から行く人、3時間目からの人、今日はお休みの人、どんぐりの日と決めていても全員がやれるわけではなかったり、1人ずつ時間差でやらざるを得なかったり、環境整えるのも一苦労。

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#6mx46
6年の中盤に入った長男はここのところかなり安定した様子。クロッキー 帳も半分で済むことも多くなり、つまずいているなぁというときは大きな数字の計算くらい。人間に計算の正確さを求められる時代は終わっていると思うので、ここは問題ではないw。算数と国語はほぼ出席せず、家で教科書を使うこともほとんどなく、敢えて教えたというなら分数と少数の概念くらい。それでもこうして複雑な問題を解いているのを見ると、学校に隔離されているあの時間って一体なんなんだろうと改めて思ってしまう。もっと楽しいことだけしといてもらっていいんだけどね。
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#3mx41
苦しい時代に入ってきた3年生次男。今日は比較的簡単な問題を自分で選んでの正解。実はかなり逃げてる問題がたくさんあります。牛乳早飲みも本数が多くなって途中で断念。ホワイト・レッドカード問題も抜かしてるし、12倍のプランクトン問題もやる前から敬遠してます。まず、彼の場合、早くから数字に慣れ親しみ過ぎて絵をすっ飛ばしてる傾向あり。絵を描くよう促すと、登場人物のイラストが念入りになるばかりで、解答への図解に着手できない。周りに最も影響を受けやすい彼は、学校での振る舞いが度々高評価。よく気が付いてよく働く一方で、粘っこさに乏しい。さてこの壁どう乗り越えるか。
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#1mx15
分からないとかなりグズつくぶー垂れる1年生三男。問題を聞いても忘れる、聞き逃す、が多発。でも何故か彼が一番向いていると感じるのは、始めてからここまでずっと変わらない印象。決して正解率が高いわけでも、長男次男が苦戦した問題をすんなり解いてしまうということでもないのだけど。自分が理解した時の図解が、誰が見ても分かるような分かりやすさがあるということなのかなぁ。この人は化けそうというのがずっとある。まぁ化けたからなんなんだって話だけど、算数も国語も学校の授業に行きたがるから変な風にならなきゃいいなぁ。

#どんぐり算数
#ホームスクーリング

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火事

先週の土曜日、近所で火事があった。

他の店ではもう扱っていないと言われた、とある昔ながらの良いものが売っていた店。

2度ほど買いものへ行った。感じの良い老婆が応対してくれた。もう一つ買い足そうかと思っていた矢先だった。彼女は無事だろうかと子どもたちと思いを馳せた。

 

家にも物にもあまり思い入れはない。死んだら終わりだし何か生きていた証を残したいとか残して欲しいとかそういった感情は理解は出来るがあまりない。

でも生きている間に、思い出深い家や写真や服やその他いろいろなものが燃えて灰になるのは耐え難い。人生の終わりに差し掛かっているとそれはなおさらずっしりと重く影を落とすように感じる。切ない。身を斬るような想いだ。

 

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風立ちぬ

所用があり、祖母の家で映画鑑賞して留守番してもらうことになった。

 

翌日から紙飛行機作りは始まり、日の丸を掲げたデザインになる。

「でも日本の国旗ってやっぱりかっこいいよね」と10才長男。

 

戦争をした国旗という洗脳を左寄りの両親に植え付けられた私は残念ながら純粋にそう思えないところがあるのだけど、そのときはふと自分の国の国旗を誇れるというのはいいことだなぁと感じたので、そのまま息子に伝えた。

 

そして続けて彼は言う。

「こんなんで飛んでってどうやって攻撃するの?爆弾積んでたの?」

 

「飛行機は一機も戻らなかったって言ってたでしょ?」とわたし。

 

「え?」

 

10才の長男がこれだから、7才、5才には分かるはずもなく。また折に触れて見返すときがくるのだろうなぁと思う。

 

爆弾など積む予定すらなかったこと。帰りの燃料すら調達する予算も力も日本軍にはもう残っていなかったらしいこと。その飛行機を操縦するのは貴方たちと10才と変わらない少年たちであったこと。名指しされれば決してそれは断れず、町中から笑顔で盛大に見送られ、母へ「先立つ不幸をお許しください」と手紙をしたためる。そのまま爆発して終わり。

 

「何でそんな戦争は止められなかったんだろう」

息子の疑問は至極真っ当。

 

「でも今もあまり変わらないよ」とわたし。

 

やりたい人間がいるから戦争は起こり、続いた。

ウィルスに侵されているとしたいから続いている。やめたいと思う人が多かったらこんなことにはなっていないかもね。

戦争だってやめよう馬鹿げてると言ってた人たちは居たはずだけど。

 

「たしかに」って。

 

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<1MX85>

次男小1。7才と2週間。

 

ダンゴムシ市の人口は、みんなで720人です。今、男の人の列と女の人の列に各々1列に並んで
もらっています。列は、女の人の列が男の人の列よりも20人多いことが分かりました。では、
男の人の列には何人が並んでいるでしょう。

 

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昨日、向日葵組の3列問題はかなりみっちりやったのでしばらく離れることに。2問飛ばしてダンゴム市の人口問題。

 

初めは720人全員描こうと丸を描き始めるも50人あたりで息切れ。もう手が止まってしまい、ちょうど学校へ行くことになっている4時間目の授業が始まる時間になったので、一時中断。

 

お弁当と昼休みを終えて1時半過ぎに帰宅し、続きを始めた。引き続き細かく丸を描こうとしているので、ヒントを。

「弟が見ても分かるような絵を描いてみてくれる?男の人と女の人が並んでるんだなぁ。こっちが多いんだなぁ。数はあなたにだけ分かるようにでもいいから。」

 

少し考えた末、描き始めたのが左下の小さな図。100人ずつ束で描き始め、多く描いてしまった分をバツで消し、分けなければいけないことに気付いて50人の丸に変更した。

よし!と心の中でガッツポーズのわたし。

それをもう一度大きく描いて欲しいと伝えると、最初に720人描こうとした小さな丸々ひとの上から100丸を描いて、さらに整理がついた様子。

 

問題の最後の一文を読んで終わり。

「この絵そのものが答えなんだよ。いい絵が描けたね。」と話すと、無表情に頷いた。何か思うところがあるんだろうな。学校が始まって3ヶ月これが出来なくなっていることに少なからず焦っていたわたし、ややホッとした今日のどんぐりでした。

食欲の秋と申しますが…

小田原の漁港で魚介に舌鼓。

海鮮丼に、鯵づくし、焼き鯖のひつまぶし、どれもおいしいけど、特に鯖寿司が絶品。やがらなる白身魚のお刺身は初めて食べたけど、その見た目に一同驚き。テーブルに乗り切らないほどのご馳走を心ゆくまで堪能した。

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ランチが終わって人もまばらになると、今度は猫たちのお食事時間らしく店先にキャットフードと鯵の頭などが置かれている。容赦ない子どもらは、せっかくの猫たちのご馳走時間を邪魔するかのように触りたいと追いかけ回す。かわいそうに。

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道端の彼岸花

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ごんぎつねのストップモーション映画を観て以来すっかり身近に感じるようになった彼岸花。秋の深まりを感じた週末でした。

沼エビとザリガニ

あまりきれいとはいえない横浜市内の人工の川。いるのはザリガニくらいかと思いきやなんと小さなエビもいる。図鑑で調べるとどうやら沼エビのよう。沼エビはメダカと一緒に飼うと水質をきれいにしてくれると熱帯魚やさんでも売られている重宝者、本当に沼エビならうちのメダカ水槽に入れられるのか。

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数分でこんなに大量。ザリガニは個人的には一緒に暮らしたくはないのだけど。
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生き物は色々調べてみると考えさせられる。

ザリガニは戦後の食糧難に牛蛙の養殖をするため餌として運ばれたアメリカザリガニが今や日本ザリガニを脅かす存在に。

メダカは飼育用として交配させたものが日本各地で放流されてしまい在来種のメダカの生態を大きく乱している。

沼エビもほとんどが外来種だった。

子どもの情操教育のためと生き物を飼うことが当たり前にある現在、本当にそれが情操教育なのだろうか。

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