寺子屋あじさい

どんぐり算数問題と日々のこと@横浜

減塩の嘘

塩化ナトリウムをやめて本物の塩をしっかり摂らないと本当に子どもたちの未来が危ぶまれてしまう。

健康志向の高まりと共に、薬や添加物を避けて自然に子育てしたいとする自然派ママさんが増えているのはとてもいいことだと思うし、さらにそのママたちが注目している食の流行がヴィーガン、マクロビだったりするのも農薬や化学肥料に頼らない野菜や穀物を支持するという点においてはとても賛同できる。ところが、一方でヴィーガン、マクロビは、生命に大切な塩分やタンパク質まで辞めてしまうのだからどうも不自然と感じてしまう。たくさん食べる必要はないと思う。それは野菜や米や小麦も同じ。少量の魚やジビエを人間はずっと昔から食べてきたはずだし、それは塩にもいえること。塩は保存させる上で重要な役割を果たしてきたし、人間の精神と肉体を腐らせないためにも必要不可欠なものだと思うんだけど。
ここ最近2、3箇所で振舞われたお汁や煮物などの手料理は全て薄味。せっかくご馳走していただいたのに申し訳ないが、お塩たっぷりのうちの味になれた子どもたちは物足りなくて食が進まない。しっかり塩味がついてこそ、しっかり無農薬野菜の旨味が感じられる。いつからこんな薄味にみんな慣れてしまったんだろう。合わせて砂糖も辞めなければ軟弱な精神ばかりが増えてしまう。